建物・外装の総合メンテナンス ケーワンテック株式会社
新年明けましておめでとうございます。
平成29年も全社員と共に新年を迎えられたことを心よりお慶び申し上げます。
新年の最大の注目は、昨年11月9日にアメリカ大統領選でドナルドトランプ氏が勝利し、
第45代アメリカ合衆国大統領に就任する事だと思います。
トランプ氏が掲げる政策により、アメリカがどのような国に変わり、どのような日本への影響があるのか、まだまだ不透明な部分が多いようですが、
今年はドナルドトランプ氏が大統領として行っていく政策に注目が集まる年となりそうです。
日本の経済情勢は、第3次安倍改造内閣は、国内総生産を600兆円に引き上げることを打ち出しましたが、日本経済の安定成長に対しては課題の多い環境になっております。
我々ビルメンテナンス業界は、東京都心5区の空室率が低下するものの、賃料はほぼ横ばいの状態が続いており、依然としてマーケット全体の本格的な回復には至っていないのが現状です。
また、ビルメンテナンス業界をはじめとする労働集約型産業にとって死活問題になる人手不足は、これといった対策がとれないまま、どの企業にとっても厳しい状況が続いており、
人件費を上げざるを得ない一方、お客様への業務委託料の値上げ交渉はスムーズには進まず、未だ粘り強い対応が求められております。
当社は、このような状況の中、新規物件獲得及び特別清掃・新規打診調査事業の促進を通じて、
売上拡大・清掃原価の圧縮・作業効率の見直し等々を重要課題として取組み、同時に財務体質の強化を図り強い組織づくりに努めて参ります。
また、今期も事業環境の変化に柔軟に対応しつつ、「売上10億円」目標達成と、その後の持続的成長の実現に向け、社員のレベルアップのために投資を行い、人材育成・新卒者採用を継続し、次の時代に立ち向かっていける高い意欲の持てるよう未来に投資をして参ります。
ITシステム化においては、前期より導入を進めている経理システム・スケジュール管理システムを今期中には本格稼動し、業務全体の効率化・事業拡大に繋げていきたいと思います。
そのためには、ただシステムが変わりましたと言うだけでは意味がありません。
これまで当たり前と思っていた仕事そのものを大きく変えていく必要があると思います。
ITシステム導入に伴い、各自が自分の仕事のやり方を見直す良い機会としていただきたいと思います。
また、人事評価制度の改革により、働きぶり・成果に見合った処遇・利益配分を行い、モチベーションの高い組織へ改革を目指します。
お客様にとって我社が無くてはならない存在になる為、御客様に安全・安心を与えるとともに、同じ価値観の集団になり、サービスの均一性を行い、信頼を頂ける「ケーワンブランド」を確立し、
社員のための経営、お客様に喜ばれる安全・安心の経営方針に基づき、経営計画書を道具として、「お客様第一主義・環境整備・経営計画書」を三つの柱として、夢と情熱、責任と誇りを持ち「ケーワンテックだからできる事」を実行し、全社員一丸となって業績の向上に努めて参ります。
本年も無理を承知で全社員の皆さんにご協力の程、心より宜しくお願い申し上げます。